「育乳種」最新情報!

2001年7月27日発売
Windows95/98/2000/Me
定価¥5800(税別)

ようこそ、幻獣屋「メロウ」へ…エントランスの風景です☆

見てネーちゃんず…メンツがへっちゃったぁ〜ん☆ G世界の第5弾!
さぁ、この夏に向けた最新作
「育乳種」の最新情報をお届けする
このコーナー☆
新着CGやシステム情報には
ここからジャンプだよぉ!
…でも、欲求不満度は倍増中よぉ〜ん(当社比…?)

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 プロローグ

…世界を揺るがしかねない、あの事件から既に2年…
ハイランディ共和国にある「幻獣屋バティー」は、
一時期の苦しさを見事に乗り越え、順調に営業を続けていた。
…女店主アムリティアは、マネジャーだった彼(前作主人公)と結婚し、
幸せな日々を送り…
今では店は、ギルドの理事を務めるまでになっていた。
とは言っても、今回の主人公は彼女たちではない。

都の郊外にあるくたびれた屋敷…ここにひとりの青年が住んでいた。
ここも10年ほど前までは
多くの男性達を虜にしていた幻獣屋だったらしい。
店の名は「メロウ」。
幻獣屋の中でも、珍しく水棲の種族を養っていたことが評判をよび、
特に夏場は毎夜対応しきれないほどの客で賑わったという…
…が、この青年、別にこの店と直接関係がある人間ではない。
この店が閉められたのは、店主達が旅行中の事故で命を落としたからだった…
しばらくは店員達の努力で、店は続けられていたらしいが、
やはり店主になついていた幻獣達は次々と店から逃げ出し…
…結局は自然消滅的に店は廃業というコトになってしまったらしい。

実は、この青年の父親は、「メロウ」を愛してやまない常連客の一人だった。
最後に残った店員が店を去る時、体裁良く「管理人」を押しつけられて以来、
彼の父親はこの屋敷に住むこととなったというわけだ。
青年には母親がなかった…
正しくは、酒好きで幻獣屋に入り浸る父親に嫌気がさして、
まだ彼の小さい頃に出ていってしまったのだ。
そしてまた、その父親も数ヶ月前に体を壊してこの世を去っていた。
きっと、酒が祟ったに違いない。
しかし、陽気で自分の息子に大きな愛情を注いでいた父親のことを
「困ったもんだ」と思いつつ、彼もやはり好きだった。
この屋敷の管理を任された時の喜びよう…
…もういない幻獣達の様子や、育て方の蘊蓄を、
まるで目の前で起こっていることのように語りかけた大きな声…
 その全ては、まだ幼かった頃の彼の中に息づき、
いつの間にか、彼にも幻獣を育てることへの興味が刻印されていた…

そんな中、幻獣屋ギルドの現状調査とかで、ある夫婦が屋敷にやって来た。
管理人がいなくなった「元」幻獣屋の施設を視察に来たと言うことらしい。
旦那さんは、優しそうな中にも、何か1本スジが通った感じ…
そして奥さんは、知的な学者さんのような…
それでいて、すごく妖艶な雰囲気を持っていた。
…そして、それがアムリティア夫妻だったのだ。
二人は、彼と気さくに言葉を交わし、
ギルドとして改めて屋敷の管理を任せて去っていった。
そしてその後も、時々お互いに連絡を取り合い、
姉夫婦と弟のような関係が続いていくことになる…

夫妻の訪問後、青年には幻獣屋ギルドから、「管理費」として
生活に困らないダケのお金が支給されることになった。
その援助もあって、彼もかねてから興味のあった
「幻獣の育成」のことを独学で勉強し始めたのだった。
特に、在りし日の「メロウ」の得意分野だった「水棲幻獣」について、
文献は少ないものの、残された部屋や施設の様子から、
一般の幻獣屋でも知り得ない知識を、彼は少しずつ身につけていき、
幻獣学の雑誌などでも、時々アマチュア研究者の投稿という形で
掲載されるまでの評価を受け始めていた…

…そして、今年も夏がやってきた。
今は営業していないとはいえ、
やはり華やかなりし頃の店のにぎわいを想像して、
この季節には不思議と胸がときめく…
日課の掃除を適当に終わらせて、
新しく買った幻獣育成研究の冊子に目を通そうとした時、
玄関のベルが鳴る!
ほとんどお客などないこの屋敷に、いったい誰なんだろう?
ゆっくりと扉を開ける青年の前に、
自分と、そう年が変わらないと思われる女の子が立っていた。
少し勝ち気そうな目元、深いブルーの髪…
…そして、まるで透き通るように白く、きめの細かな肌……
なかなかの美形だが、その服装は、明らかに「狩人」のものだった。
(女の「狩人」なんて、珍しいな…)
そう思いながら口を開こうとしたあなたを遮って、彼女が唐突にしゃべり出す。
「ここ、メロウでしょ?…『マーメイド』ひとり預かってくれない?」
それが、彼女…リューカとの最初の出会いだった☆……

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 空本的補足

 今回の作品は、「幻獣屋」「幻獣蒐集団」と同じハイランディ共和国が舞台の、育成シミュレーション!
 サブタイトルにある通り、ヒット作『幻獣屋』の続編となります☆
 以下、ウリ部分を、ちょっとご紹介。(^^)

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文責:空本光王