「淫ら龍」最新情報!

満を持して発表の本格RPG!
G世界を舞台に
シリーズ初のパーティーバトルが炸裂だぁっ!

みだらりゅう

2002年8月9日発売予定
Windows95/98/2000/Me/XP
予価¥6800(税別)

見てネーちゃんずでぇ〜す☆ G世界の第7弾!
今夏の本命美少女RPG
「淫ら龍」
の最新情報を
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新着CG情報には
ここからジャンプだよぉ!
私たちと一緒に、ヤぁらしい作品の情報、見ましょぉねぇ〜んっ☆

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 プロローグ

 そろそろ日も落ちようかという時刻…
 ドラギオン帝国の首都、イカル・ドラギオのメインストリートは、昨日と同じく、夕方の買い物や仕事帰りの人々でごったがえしていた。
 喧噪は、開け放たれた窓からあなたの耳にも届いている。
 そのあなたは、今日も一日、自分の部屋でゴロゴロしていた…
 傍らのドライフルーツの袋から、好きなベリーだけをより分けて、次々と口に運ぶ。
 残りは捨てるか…でなきゃ使用人達にくれてやれば、また感謝されるだろう。…あなたは、そんなことをぼんやりと考えていた。
 ついこの間まで、厳しい「戦士」の資格試験のために、これまで生きた中でも最高の苦しみを味わった。
 それにもどうにか合格した今、家の者も、多少のあなたのワガママには目をつぶってくれてるようだ。

 …にしても、自分でもよく合格したモノだと感心してしまう。
 セミナーの出席率も半分以下、実技も決して上手とは言えないあなたが、この「戦士」の資格試験に通ったことは、もしかすると、政府高官の父親が裏で手でも回してくれたかと思わずにはいられない。
 が、それも当然だろう。
 もともと、あなたは「戦士」になどなりたいなんて思ってなかった。
 国王に心酔する父親が、あなたにもかつての王のように「戦士」になって欲しいと強く願ったために受けた試験だ。
 まぁ、それも「親孝行」というよりは、合格すればもっと女の子達にモテるかも…という下心のなせる技だったのだが…

 あなたは、ひとつ大きくノビをして、ベッドから起きあがる。
 3階にあるこの部屋の窓から大通りを見下ろして、いつものようにナンパできそうな女の子を無意識に物色していた。
 自分で言うのもなんだが、あなたは財政的にも、そしてルックスでも…かなり恵まれているといえる。
 父親は、先王の頃にはそこそこ羽振りのイイ商人だったが、現王に見いだされ、政府の財務担当としての役職を務めていた。
 …まぁ、そんなこんなで、このあたりで見かけたコレと思う女の子に声をかけて失敗することはまずない。
 特に、地方から出てきたばかりのウブそうなコなんかは…
 …なんてことを考えていると、ふと、微かな視線を感じた☆
 ドコだ?
 もちろん部屋の中には誰もいない。
 今一度、窓から外に目を移して、ゆっくりと雑踏の人影を調べていくと…
 ちょうど、通りの反対側、そこに立っている一人の女の子が自分のことを鋭い目つきで見上げている。
 なかなかの美人☆…だが、見覚えはない。格好は、「狩人」っぽい。

 …すると、その女の子は、つかつかとあなたの住む館の入り口へと近づいてきた。
 部屋の中で耳を澄ましているあなた。
 ノックの音、執事との話し声…そして、しばらくして玄関の閉まる音…
 慌ててもう一度窓から外を眺めると、館から遠ざかる彼女は通りの真ん中あたりで一度振り返り、5秒ほどあなたを睨みつけるようにすると、そのまま早足で雑踏の中へと消えていった。

 しばらくして、執事が階段を上ってくると、彼女とのやりとりを、こう伝えて来た。
 「…『上の方から、エッチな顔でじろじろ女の子達を見てるのは失礼では』…とおっしゃっておられました。」
 おいおい、なんだそれは?
 ここはオレの家だし、別に見てただけで、(まだ)誰にも迷惑かけてるわけでもないぞっ!
 見ず知らずの人間から、そんなこと言われるおぼえは…
 ムカムカと腹が立ってきたあなたは、家を飛び出して、彼女のことを追いかけだしていた!

 通りの王宮側に500メートルほど近づいたあたりだろうか、人混みをはずれた裏路地の方に、どうにかさっきの彼女を発見!
 あなたが、おもむろに掴もうとした彼女の腕は、その瞬間すっとかわされ、気がつくと振り向いた彼女に見据えられていた!
 「眺めてるだけじゃ物足りなくなったのかしらっ?」
 言葉の端々に漏れてくるハイランディ共和国のイントネーション。…どうやら彼女は隣の国の出身らしい。
 まぁ、それはそれとして、あなたが、ふつふつと湧き上がる怒りをブチまけようとした、その時だった!

 目の前の空間が微妙な光を放って揺らめいて……何かがそこから出現し始めた!
 「たす…け…て…」
 そういって、2人の目の前に倒れ込む女性の姿!
 まるで、虚空から像を結んだかのように現れ…そして、あっと言う間に息を引きとった。
 それは確かに何かの魔法が絡んでいるように感じられる。
 「見て。この紋章…」
 死んだ女性の襟のあたりに輝く紫色のエンブレム。
 どこかで見たことがあるような気もするが思い出せない。
 …すると、見ている間に、その紋章自体もフッと消えてしまった。
 「これにも魔法がかかってたのか…」
 独り言のようにつぶやくあなたに、無意識でうなずく彼女…
 目の前で起こった異様な事件に、さっきまでの腹立たしさもどこかにいってしまっている。
 「まず、首都警察に連絡しないとな。」
 「待って。…誰か来るわ。」
 すると、大通りの方から、シルエットになった2人の人影が近づいてきた。
 「おまえ達、そこで何をしているっ!?」
 なんとそれは、首都警察の制服を着た、当局の人間だった。
 「…人が死んだんです。」
 「なんだとっ!?」
 あなたの呼びかけに小走りに近づく2人。
 そして、倒れている死体を確認すると、あなた達へと向き直った。
 「私は首都警察、警ら主官のヨナン、こいつは主官補のギオームだ。どういう状況だったんだ?」
 あなた達の説明に、どこかうさんくさそうな様子のヨナン達。
 「魔法絡み?…そいつはやっかいだな…本部から魔力査定班を派遣してもらう必要があるが…」
 「先輩!…ちょっと、コレを!」
 まだ死体を調べていたギオームが、その手に握られた何かを指さしている。
 それを確認した後、なにやらヒソヒソと話し合っている警ら官達…
 時々、あなたの姿に目をやる仕草がひっかかる。なんとなく嫌な感じだ。
 すると、うしろから「狩人」の彼女が近づいてきた。
 「あなた、疑われてるみたい…」
 「どうして!?」
 「わからないけど、私も「狩人」の見習いだから、あの2人の会話の雰囲気くらい、ここからでもわかるもの。」
 「でも、オレが何もしてないの、きみだって見てるだろ?」
 「まぁね。…でも、強力な証拠があれば、私の証言だけじゃ疑いは晴れないし…」
 「証拠!?…どんな?」
 …と、ヨナンが近づいてきた。
 「おまえの服のボタン…ひとつないようだが…?」
 言われて自分の上着を見てみると、確かにボタンがひとつ、引きちぎられているように無くなっている。
 不思議がるあなたを、呆れたような表情で見つめながら、その引きちぎられたボタンを取り出すヨナン。
 「これが、あの仏さんの手に握られてたのは、どういうわけだろうかな。」
 自分が無実なことは自分が一番知ってるハズなのに、疑われていると思うだけで、全身から脂汗がにじみ出てくる。
 「いや、それは何かの間違いで…」
 「ま、とにかく、2人とも来てもらおうか。…間違いかどうか、本部でいろいろ聴きたいこともあるし。」
 なんだか、頭の中が真っ白になってくるのがわかる。
 抗議の言葉を言おうとしても、息が喉に詰まってしまって、全く声にならない。
 「ホントにこの人、何もしてません!…私も見てました。」
 彼女の言葉をすごく有難く感じたが、当局の二人はほとんど無視状態。
 「まぁ、それも込みで、話、聞かせてもらうよ。」
 半ば強引な態度で、あなた達の腕を掴もうとするヨナン。

 と、その時、さっきと同じ様な空間の歪みが目の前に広がった!
 そして、その歪みが、あなたと彼女を包み込み始める!!
 慌てる素振りで腕をつかみにかかる警ら官達だが、まるで「歪み」から拒否されるかのように、どうしても近づけない!
 「待てっ! 逃げるのかっ!?」
 「いや、そうじゃなくて…!!」
 が、その言葉も終わらないうちに、あなたと彼女はその「歪み」に捉えられた!
 耳が空間に圧迫されるかのようにキーンとする。
 視界はゼロ。ただ、とてつもないスピードで移動しているような感覚だけが強烈に襲ってくる!
 それが、どれだけの時間だったかもわからない。
 これまで感じたこともない緊張感が、脳に直接のしかかってくる…
 とうとう限界に達して、意識が朦朧とし始めたころ…目の前に、一瞬きらめきが走った☆
 「あんなヤツらについてっちゃダメだよ!」
 意識に入り込んできたその声を最後に、あなたの記憶は途切れていった…


 …そして、再び意識が回復した時…
 あなたと彼女は、見たこともない、だだっ広い草原の真ん中で夜明けを迎えたことに気がついた。
 360度、家どころか人影すら見えない中…ただ風が頬をなでる。
 遅れて起きてきた彼女も、あなたの後ろに立ちつくして、不可思議な現状を理解しようとしているようだ。

 だが、意外なことに、あなたは心細さより開放感の方が先に立っていた。
 これまでワガママ放題の人生だったはずなのに、こんなすがすがしい気持ちになったのは初めてかもしれない。
 「私の勘だと西の方に人が住んでそう…」
 もちろんそれが正しいかどうかはわからないが、今は彼女の勘を信じるのも悪くはないだろう。少なくとも、「戦士」より「狩人」の方が、いろいろなキャッチ能力に優れているのは常識だ。

 草原の真ん中を歩きながら、2人は、やっとお互いの自己紹介を始めていた。
 その会話が妙に心をときめかす…
 あなたは、高くなってくる太陽の光を感じながら、一人で放り出されなかったことを、心のどこかで感謝していた…

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 空本的補足

 今回の作品は、ドラギオン帝国とハイランディ共和国を股にかけた、久々の本格アダルトRPGっ!
 基本はフィールド型の「ドラゴンの姫冠」タイプのシステムで、G世界作品中でも最大の、CG・アイテム・魔法数を誇ります☆
 タイトルは一応まだ(仮)なんですが、ひとつ、この夏の本命として、是非チェックしておいて下さいっ!
 まだシステムや幻獣まわりの情報はアップしてませんけれども、こちらも順次公開予定です☆

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幻獣+HCG

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文責:空本光王